真似するならこれ以上の人はいない
どこの歯科医院に行こうかと迷ったとき、ご近所さんに聞くという人は多いでしょう。
同じ町内や、歩いていけるところにある歯科医院に通っているご近所さんは何人か見つかるでしょうから、その人に聞いてみるのが手っ取り早い方法です。
とはいえ、同じ歯科医師でも人によっていいと感じる人もいれば、よくないと感じる人もいます。
そのため、この人がいいというなら間違いないという人を選んで、同じ歯科医院に行くのが安心です。
そんな真似をするのにこれ以上の人はいないと言えるのは、もちろん歯科医師です。
同じ歯科医師だからこそいいかどうかが分かる
歯科医師にとっては、治療においてどのようなことが大事なのかは当然知っています。
そのため、歯科医師の観点から、この点において優れているから、この歯科医院に通っているという理由があるはずです。
素人には専門的なことはわからなくても、歯科医師がここはいいと考えて選んでいるところなら、まず間違いないでしょう。
では、歯科医師が同じ資格を持つ人物を、これはいい歯科医師だと認める要因とは一体何なのかが気になります。
4つのポイント
歯科医師が考えるいい治療とは、治療計画を明確に示すことや、患者に納得してもらえるだけの説明力、いわゆるコミュニケーション能力に優れていることなどが挙げられ、これらは患者との応対に注目する要素です。
さらに、外科処置などの手さばきから、かみ合わせなどの調整能力が優れていること、さらに治療後のメンテナンスも重視すべきことで、これが4つのポイントとなります。
では、歯科医師がこの4つのポイントのうち、もっとも重要であると考えているのは何かというと、一つ目の治療計画です。
これを明確に示すことによって、患者は納得して治療を受けられるからです。
また、昨今では、これからどのような治療を行うかを患者に説明する義務が医師に求められることから、きちんとこの義務を果たしているかも、いい歯科医院かどうかを判断する材料として、もっとも重要と考えている理由でしょう。
歯科医師が患者になることで歯科医院全体の底上げになる
歯科医師が患者となって自らが治療を受けることにより、患者がどのような点に不安を抱いているかを理解してくれることは、患者にとってプラスになります。
また、歯科医師が治療計画をもっとも重視していることが分かったおかげで、これから歯科医院探しをする人がもっとも重視すべき点はどこかが明確になり、よい歯科医院をうまく見極められると考えられます。