初めての歯科医院でのおすすめポイント
どこにもかかりつけの歯科医院がなく、初めて歯科医院を訪れた時には、どのような状況で診察を希望したかを聞かれます。
近年は待っている間に問診票を書き、あらかじめ伝えてくれる医療機関がほとんどです。
歯科医院の場合、どのような症状があり、いつから始まったのかといったことは他の診療科と同じですが、異なるのは治療に関する希望として、痛いところだけを治してほしいのか、他にも悪いところがあれば全部治してほしいのかという記述が、問診票にあることです。
初めて行く歯科医院では、これは難しい選択肢と言えます。
どんな先生なのかや、どれほどの腕を持っているのかがわからないからです。
そのため、まずは痛いところだけ治してほしいに〇をつけておくといいでしょう。
もし波長が合わなかったり、待ち時間が長いためにどこかよそへ替わりたいと思った時、スムーズに終われるからです。
歯科医院全般で重要な鉄則とは
歯科医院で治療を受けるにあたって、どこでも言えるのは歯科医師に対して治療の指図をしないことです。
これは歯科医師に限らず、どの診療科の医師にもいえますが、近年、インターネットによって情報が手に入りやすくなったことから、事前に調べてから医療機関を受診する人が増えています。
自分の症状からしてこうした治療になるはずだと考え、歯科医師にこういう風に治療をしてくださいと言う人が増えているのです。
また、この傾向は歯科に限らず、あらゆる診療科で増加しています。
けれど、この行為は間違いなくどの医師をも不愉快な気にさせる、デメリット以外の何物でもありません。
診断を下し、そのために必要な知識を持っているのは医師である自分だと思わせ、プライドを傷つけることになるからです。
そのため、医師のすることには口を挟まないのが鉄則です。
説明は求めよう
医師の治療に口を挟むことは厳禁でも、これから治療を行うという段階で、私の歯はどうなっているのでしょうかとか、歯医者さんに恐怖感を持っているのですが、どんな治療になるのでしょうかといった具合に説明を求める行為は問題ありません。
昨今の医療の流れから、治療に入る前に診断を述べ、それにはこのような治療が必要のため、こうした治療を行っていきますといった説明を行う医師が増えています。
本来は歯科医師側から先になされるのが順当なのですが、それがない場合は自分から切り出してみることで、歯科医師の人柄を知る手段ともなります。