近年は歯科医療においても、使用する多くのものがディスポーザブルとなっています。
特にコップやエプロンも紙製の使い捨てが多く、以前のように滅菌して使うタイプのコップはほとんど姿を消しています。
麻酔の際に使う注射針や抜歯や切開の処置で使うメスも、1回使い切りで医療廃棄物とするのが当たり前です。
これは患者間の感染を防ぐと同時に、院内感染を防ぐことも目的としています。
患者さんの中には、内科的感染症を持っている人も少なくありませんので、その場合、歯科医院では特別な対策をとって処置にあたります。
歯科医院で働くスタッフにとって、より一層の慎重さと正確さが求められることは言うまでもありません。